歯磨きもしっかりしているし、定期的に歯医者さんにも行ってるのにむし歯になってしまうことありませんか?
実はしっかりと歯磨きをしていても不規則な食生活が続くと、むし歯になってしまうことがあるのです!!
なぜなのでしょうか。。。?

①実は食事のたびにむし歯になっている!?
いただきまーす!と食事をすると、食べ物に含まれる糖質により、わずか1分ほどでむし歯菌が歯の表面を溶かしはじめます。
これを「脱灰(だっかい)」といいます。
しかし、ごちそうさまー!と食べ終わってからしばらくすると、今度は唾液の作用により溶けた表面が再び修復されていきます。
これを「再石灰化」といいます。
歯の表面はこのようにて食事の度に「脱灰」と「再石灰化」を繰り返しています。
「脱灰」が進みすぎると、唾液の力では修復することができなくなり、やがて歯の内部まで溶け出し歯に穴をあけてしまいます。
こうなると歯科での治療が必要になってしまいます。
②不規則なダラダラ食べがむし歯を引き起こす
このように、お口の中では「脱灰」と「再石灰化」が繰り返されています。
ダラダラ食べていたり、間食などが多いと「脱灰」ばかりが進むようになり、治療が必要なむし歯になりやすいのです。
③むし歯になりにくい食生活とは
⭐︎ 「脱灰」の時間を少なくする
ダラダラ食べをせず、食事や間食にメリハリをつける。(間食をするならば1日1回が理想です)
⭐︎「脱灰」の原因を排除する
食後すぐに歯を磨いたりうがいをし「糖質」「むし歯菌」を洗い流す
⭐︎ 「再石灰化」を強化する
歯科医院で「フッ素」を定期的に塗布する
むし歯になるメカニズム「だらだら食べ」や「間食」とむし歯の関係を知って、むし歯予防の第一歩を踏み出しましょう!
皆様も一度食生活習慣を見直してみましょう!